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締切済

クリスタにおけるアニメ制作工程を知りたい

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 素人です。
「アニメ制作お手本」があると助かるのです。

 今 気になる事はベクターレイヤ・ラスタレイヤの併用工程が知りたいです。
「ベクターレイヤ」➡線画が得意
「ラスタレイヤ」➡色が得意

…というのは 何となく理解してるのですが、
アニメを作るにあたって「線画はベクターレイヤか」「そうだとして、ベクターレイヤの線画から、どう色付けするのか」「ラスタレイヤに変換するのか」など。

つまるところ、基礎的な部分ではありますがクリスタを使って
『私なら アニメをこうして描いてる』『実際の現場では(分業だけど)こういう工程で回してる』など、
例を聞かせて貰えたら ありがたいです。


漠然としてて申し訳ないですが。

投稿日 : 6 年前

更新日 : 6 年前

日本語

回答
  • 6 年前
    とりあえず「お手本?」です
    「アニメーション機能の使い方」というのがセルシスにあります
    YOUTUBEに飛びます
    https://www.youtube.com/watch?v=pyiLOCrd8iw&list=PLdrDlkpfTuBUyCkS5faAOQ0glJ0LmEsnP
    (7)(9)(11)が知りたいことの参考になるかなと思います
    (9)でクリンナップという形で曲線ツールでラフを清書しますがこんなことしなくていいです
    その後
    (14)でペイントマンが登場します
    (15)でアニメ用のワークスペースが紹介されています
    他も見てくださいアニメの作業工程が紹介されています

    (14)の工程が行えるのでしたら(9)(10)は問題ないと思いますが
    CLIP STUDIO PAINTだけで済ませるならば
    (9)では赤や青の「仮色」を使うのではなく
    実際のキャラクターの色で作業します
    色トレスは影色とハイライト色で作業してください
    (11)での色塗りも影、ハイライトから塗っていくと間違いが少なくなります

    ベクターレイヤーを使うのは消しゴムをかけるときに威力を発揮します
    細かな部分を書いたときに他の線まで消さなくて済みますし
    消してから線を書き足すときに最小限の修正で済むということです
    「消しゴムなんて使わない」ということであればラスターレイヤーでも問題ありません

    作業の効率化の問題以外は普通にイラストを描く工程と変わりないと思います

    「線画はベクターレイヤか」のこと
    商業アニメの現場では「影、ハイライト」のトレスはトレスの色の数だけ作りますが
    ムービーにもあったように仮色で作業しますのでレイヤーの重ねも4枚から増やす感じでしょうか
    どんなに色トレスのレイヤーを増やしても
    ペイントマンに書き出すと主線と色トレスの2枚になってしまいますが
    この複数のベクターレイヤーは残したままで変換はしません
    一番下に影塗り用のラスターレイヤーを用意します
    そこに影とハイライトだけを塗っていきます

    自主制作をするのであればこの段階でノーマルの色、影の色を決めておいて
    その色で作業することをお勧めします
    ペイントマンを使わない作業にするということです CLIPで全部やっちゃうということです

    他に何かありましたら書きます
    簡単なものなら図説しますのでわからない部分は聞いてください
    • 日本語

  • 削除済みユーザー
    6 年前
    けもさんの御説明にあるYouTubeにある説明で出てくる「編集メニュー」の項目は明日公表の新バージョンを使ってるのでしょうか。
    「編集>レイヤーをテンプレート素材として登録」というメニューは現行の1.6.8以前には無いようです。
    • 日本語

  • 6 年前
    このムービー自体は1.5のテストバージョン(正式名称は知りません)です
    ムービー自体は前から存在してたのですがその時は音もなく編集されてないロングバージョンだったのです
    「テンプレート素材として登録」は
    編集メニューの「素材登録」から選べる「テンプレート」がそれです

    新バージョンは明日ですか すっかり忘れていました ありがとうございます
    • 日本語

  • 削除済みユーザー
    6 年前
    いえ、問題は「レイヤーを…」です。
    「素材登録」から選べる「テンプレート」は判りますが、現行ではレイヤーではなくファイル全体が対象です。
    当然、レイアウト用紙イメージが毎回読み込まれることになり、不便というか鬱陶し事になります。
    ていうか、旭プロダクションのアニメーション制作工程の説明がアマチュア向きでないと思います。
    それを推奨するセルシスさんも、よく判ってないのだと思います。
    • 日本語

  • 6 年前
    cg8o8さまのわからない所がわかりません
    ファイル全体が対象とは何でしょう
    レイアウト用紙は毎回読み込まれます
    必要のない場合はテンプレートを作るときにすでに読み込む必要もありません
    このムービーはレタスを使っていた企業向けの色が濃いのだと思います
    cg8o8さまの思われてる通りで、CLIPでアニメを作りたいと思ってこれを見たら幻滅しますよね
    • 日本語

  • 削除済みユーザー
    6 年前
    はい。初めのAセル(アニメーションフォルダー)のみの場合なら、テンプレートを引っ張り出して済みますが、
    追加でBセルとか作りたい場合は、単に追加ボタンでは、Aセル(アニメーションフォルダー)の様なレイヤー構造にはなりません。
    そこで、件のテンプレートが利用できそうなのですが「レイアウト用紙」という余計なものまで登録したので面倒ですという話です。
    お判りの様に、各セル(アニメーションフォルダー)用のテンプレートを別に作っておくほうが良いのですが、そういった説明が無いんです。
    • 日本語

  • 6 年前
    cg8o8さま すみません
    まず「素材登録」で「テンプレート」で登録します
    次に
    アニメーションの新規キャンバスのときに「カット用テンプレート」にチェックを入れ
    作ったテンプレートを選びます
    以上です
    レイアウトはレイアウトとして表示されて
    アニメーションフォリウダーの中にセルフォルダーとして構成されたレイヤーが収まってます
    セルを追加すると同じ構成のセルフォルダーが追加されます
    セルの構成だけで良いのであれば
    「レイアウトとアニメーションフォルダー」のない「セルフォルダーとレイヤー」だけを「テンプレート」として登録します
    新規キャンバスで
    カット用テンプレートではなく「セル用テンプレート」で選びます
    どうでしょうか

    タイムラインに一枚目の番号が出ないんだけど不具合かな?
    • 日本語

  • 6 年前
    1.6.7(macなので)試してないのですが
    新規キャンバス作成するときのテンプレートですが
    「カット用テンプレート」と「セル用テンプレート」は同時に使用できなかったと思います
    二つに入れても片方だけしか認識しません
    片方にレイアウト、もう片方にセルを登録したいのですがどちらかだけです
    • 日本語

  • 削除済みユーザー
    6 年前
    質問者には何の意味か分からない遣り取りはやめます。
    アマチュア向けの程よい入門編アニメーション講座をセルシスさんが作ってくれればいいのです。
    • 日本語

  • 6 年前
    ↑道野かれはさまお騒がせしました
    ↑自分のアイコンをクリックしていただけましたら
    CLIP STUDIO PAINTとCLIP STUDIO ACTIONだけで作ったアニメPNGが見れます
    ときどき変えているのでいつもアニメしているわけではないですが
    実験的なものなら楽しんで作れると思います
    応援します!
    • 日本語

  • 削除済みユーザー
    6 年前
    気を取り直して…。【長文御注意】

    けもさんの御案内の旭プロダクション作成のYouTubeに出てくる画像はかなり古いバージョンで作成されたもののようです。
    多少なりともご存知のように、商業アニメのプロダクション毎に細かな制作事情の違いで
    これが正しい作り方と云うのは無いです。(これから先も) 便利な部分だけはマネするとかはありです。

    で、そのプロダクションの若手アニメーターが「ベクター作画がいいんじゃね?」と思い始めているようです。
    この「ベクター作画」も使い方次第で、作画の「動画」には極めて有効ですが、
    「レイアウト(ラフ原)」や粗略な「原画」にはあまり効果が望めない場合があります。

    この「効果」と云うのは、
    基本的にラスター作画は線の数ではなくて、用意した画面の広さ(領域)でファイルの重さが決まります。
    ベクター作画は領域の広さに関係なく、線の数でファイルの重さが変わる事になっています。
    「動画」のような「綺麗な一本線」はベクター作画向きですが、
    「ラフ画」は極端に言うと「描いてみないとどうなるか判らない」ので、線を何本描くかも判りません。

    セルシスの開発したベクター機能は大変優れていて「線と線が交差をしたら自動的に交点を記録」するんです。
    ユーザーが線分割を希望しても対応できますが、落とし穴があります。
    例えばカタカナの「キ」を描いた場合、3本しか線を引いていませんが、内部的には7本の線で構成されるわけです。
    「ラフ画」をベクター作画すると、描いた当人が気づかぬうちに「飛んでもない重いファイル」になりかねないのです。
    勿論、「あっさりしたラフ画」なら全く問題はありません。
    ベクター作画の途中として画面一杯、線を描き込んでも、保存の段階で線が整理できていれば、それでもよい訳です。

    要は、特質を理解していればどんなレイヤーを利用しても良いと云う事です。
    (この情報は昔得た情報なので今は改善されて心配要らないのかも知れませんが基本は変わらないと思います)

    CLIP STUDIO PAINT で、アニメーション作画の可能性が求められるようになったのは「線種の豊富さ」です。
    まるで「紙の上の表現」が可能になったのですが…(描画に時間が掛る欠点を持った線種)
    その線種でベクターレイヤーにラフ画を描くと、相当スペックの高いPCでないと「やるんじゃなかった」と思ってしまう事多々。

    私の結論、その1
    アニメ作画は、一瞬にして次々変わって行く絵の線種にこだわっても、あまり意味が無い。
    こだわった線は尊重されるが仕上げ工程で2値化され、重要でなくなることが殆どなので程々に。
    どうしてもこだわりたい場合は、作業はGペン等の軽いツールで描いて、後で「線置き換え」で対応する。

    プロフェッショナルとアマチュアのアニメーション制作工程の違いは
    それぞれが専門職かどうかの違いで、中身は同じですが、アマチュアは全工程を一人で担当する場合もある訳です。
    その全工程を抜かりなく説明するには膨大なエネルギーと時間が必要です。
    実はここで説明できることではないのです。(専門学校へ行ってもらうのがベスト)

    とは言っても、ここまで説明したので簡単なところだけ…。

    私の結論、その2
    CLIP STUDIO PAINT だけではアニメーション制作は完了できません。
    彩色や背景は作成可能ですが、音響や撮影(コンポジット)は別のソフトを利用しなければなりません。
    (多種多様のソフトについては、ここでは触れません)


    ここから後は「それでもCLIP STUDIO PAINT でアニメが作りたい」という場合です。
    単に面白そうだから…とかだったら多分続かないと思うので、読むのを終わりにしてください。
    (前出の説明で重複する部分もあります)


    ◆共通するアニメ用語を覚える。
    質問したいのに何て単語で聞いて良いか判らないのでは話になりません。
    アニメ用語で知らない単語を多少なりとも自分で調べて「共通語」で質問出来るようになってください。

    ◆効率の良いアニメの作り方。(商業ベースを基に説明します)
    「どんなアニメを作るのか」を決めたあらすじを用意する。
    出来れば業界で云うところの「絵コンテ」があると時間制限も決められて良い訳です。
    単純に「4コマ漫画」風の短い絵コンテでも良いと思います。
    (絵コンテは効率を極めたアイテムです)

    ◆カットという概念。
    通常のアニメ作品は、カットの寄せ集めで出来ています。演出意図という要素もありますが
    短いカットにすれば作業の進捗状況の把握がしやすくなって作業効率の向上が期待できます。
    秒単位、フレーム単位で絵が必要になります。(1秒=24フレームですが、フルで描く必要は殆どない)

    ◆カットの構成。
    アマチュアの場合、特に「レイアウト、原画、動画、彩色、背景」等の工程を分けなくても良いと思います。
    (動画の線が綺麗でなくても色は塗れます)
    いきなり動画でも良いのですが、商業ベースの場合、原画の意味は「動きの計画性」ですから
    作業として他人が介在する流れで確認が必要なので各工程分けをしています。

    ◆◆ここからは具体的な操作の説明
    ◆CLIP STUDIO PAINT では新規作成で「アニメーション」を選択します。
    要件は、取り合えず画面(標準)サイズだけ決めれば、時間軸(カットの秒数)や
    絵の動きを分ける場合に必要な「セル」は作業途中で増やせます。
    (「セル」=「フレーム」=「コマ」=「枠」という概念ですが、「レイヤー」や「フォルダー」も同じ意味の場合があります)
    ここで作成する「標準カット」の解像度について詳しい説明は、またの機会にします。

    最新バージョンではファイル名も「アニメーション」となりますが「作品名_c000」とかにすると良いでしょう。
    (「作品名_c000」はカット番号の意味も含め、保存名になります。)
    基準サイズの項目は、プリセットにある「1920x1080(192dpi)余白あり」を利用してください。
    (余白無しにしたい場合は、余白項目の全てを「0」にします)
    左側の項目にある「演出フレーム」「作画サイズ」と
    右側の「作品情報」「タイムライン」「テンプレート」の項目は、後で追加変更できるので無視して構いません。

    ◆取りあえず「レイヤー」パレットに「アニメーションフォルダー」というレイヤーの中に「1」という名称のラスターレイヤが作成されます。
    (前身の「STYLOS」の様にすぐ各レイヤ―を使ってアニメ作画が出来ると云う訳ではなく、ここから作業し易いレイヤー構造をユーザーが作らなければならない代物)
    レイヤー構造は一度作れば、基本ファイルとして保存して使い回します。

    ◆最低限のレイヤー構成 (説明がややっこしいです)
    初期に作成される「1」という名称のラスターレイヤーを選択した状態で「新規レイヤーフォルダー」作成ボタンをクリックします。
    「2」という名称のフォルダーが「アニメーションフォルダー」下に作成されるので「2」という名称を「1」に変更します。

    「1」というフォルダーレイヤーを選択した状態で「新規ベクターレイヤー」作成ボタンをクリックします。
    「1」というフォルダーレイヤーの中に「レイヤー1」という名称のレイヤーが作成されるので「線画」という名称に変更します。
    前にあった「1」という名称のラスターレイヤーを「1」という名称のフォルダーレイヤーの上に重ねます。(中の「線画」レイヤーの下に入ります)
    その「1」というラスターレイヤーの名称を「塗り」に変更します。
    最上位の「アニメーションフォルダー」という名称を「A」に変更します。

    これで最低限のレイヤー構造の出来上がりです。
    取りあえず保存します。
    (Windowsの場合、ファイルのプロパティから、属性を「読み取り専用」に変更しておくと間違って上書きしないようになります)

    ◆レイヤーの特性
    ベクターレイヤーで使用出来るツールで描けば、どんな形状でも、どんな色でもベクター扱いです。
    ラスターレイヤーは下描きの控えとして使ったり、影指定や塗り指示として使います。必要に応じて、そのフォルダー内に追加します。
    (黒線や赤線専用のベクターレイヤーとかもありです)

    番号の付いたフォルダーレイヤーが「セル」として扱われます。

    ◆タイムライン
    「タイムライン」パレット上には、元「アニメーションフォルダー」だった「A」レイヤーが横軸で表示され、番号が「1」とある筈です。

    タイムライン上の横軸のどこかで「新規アニメーションセル」ボタンをクリックすれば「2」という名称の「セル」が作成されます。
    レイヤー構造は「1」と同じものが作成されます。(CLIP STUDIO PAINT の凄いところかも知れません)

    ◆ラスターレイヤーで彩色?
    塗りつぶしツール関連に「ほかのレイヤーを参照」と云うのがあるので「複数参照」の項目で「フォルダー内のレイヤー」に設定すれば適当に色が濡れます。

    ◆用紙レイヤーの上にレイヤーを直置きすれば、タイムラインに関係なく出っ放しの背景レイヤーとして扱えます。

    後は、動画作画の似た作業の繰り返しです。(描いては確認、描いては確認の繰り返し)

    一連の作画が出来たらタイムラインの再生で動きのチェックをします。
    タイミングが気に入らなければ、タイムライン上の番号を横移動させます。
    TVアニメでは、3フレームごとにセルを置換する「3コマ撮り」がよく使われます。
    早い動きを見せたい場合には、「2コマ撮り」「1コマ撮り」も使います。

    納得出来ても出来なくても一応別名保存します。(「作品名_c001」とか)

    少しずつ探り探りで修練してください。
    判らない事があれば意味が通じるように落ち着いて質問してください。
    誰かが答えてくれます。

    私の結論、その3
    「失敗を恐れるな。失敗はしろ。失敗すれば上達する」です。
    • 日本語

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