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原稿の作成サイズについて(紙印刷の場合)

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デジタルで製作→商業誌で紙媒体に印刷するケースの場合、
皆様は原稿のサイズはどうされていらっしゃるでしょうか。

(私は、ペン入れまでアナログ→それをスキャンしてコミスタ、クリスタで原稿を製作しています。)

デジタルでは、「仕上がり原寸で原稿を作成するのがベスト」と聞きます。
お仕事で、「仕上がり原寸」を先方から指定される場合は常に原寸にしておりますが、
「どちらでもかまわない」という時は、1・3倍ほど大きく描かせていただいています。
(2色カラーなので、縮小でモアレはおきないケースです)

アナログ原稿の時代、大きく描いて縮小した方がきれいに仕上がったので、
ついつい大きめの原稿サイズで作成したくなってしまいますが、
デジタル原稿→紙印刷、ではそれは関係ない・・ものでしょうか。
(B5の仕上がりサイズなら、B4原稿でもB5原稿でも変わらないものでしょうか)

ちなみに、アナログペン画は、B4の紙に描いています。
(スキャンの時に原稿サイズに合わせて縮小したりしてます)

ウェブ誌掲載の時は、「B4,60dpiで製作して、それを指定のピクセルに落とす」という方法を
指定されていました。(後で紙媒体でも使えるようにという配慮だと思います)

皆様のご意見お伺いできれば幸いです。  ささき

投稿日 : 6 年前

更新日 : 6 年前

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ベストアンサー
  • 6 年前
    (すでに雑誌編集などと取引がある場合は編集部に確認はしてあげてください)

    雑誌向けに納品される原稿は編集部が対応してくれるのであれば拡大サイズのB4でも、原寸のA4、どちらも問題はないです。画雑誌の印刷は平綴じ/中綴じで事情が変わってくるので少し注意しておく必要はあると思います。クリスタのB4サイズ投稿用原稿のトンボ位置はA4サイズより少し大きめになっています。A4サイズの原稿ではトンボ位置がB5サイズピッタリになっているので、割合としてA4原稿用紙の方がトンボ位置が小さいと言うことになります。

    基本枠と呼ばれる(B4サイズなら180×270のあの枠です)位置は「版面」にあたる部分になると思いますが、この位置が雑誌の種類によって微妙に変わっていることに注目して置いてください。漫画雑誌の印刷時はこの基本枠の位置が変わることがあります。例えばジャンプをカッ開いてみてください。ノド(見開きの中心)位置の基本枠の外側の余白が短くなっています。実寸で基本枠の下は15mm小口(外側)は16mm、上は18mmくらいです。バラバラですね。

    A4サイズ原寸で描くのであればトンボ位置に注意して(というか無視して)大きく描くくらいが安全かもしれません。拡大B4サイズから原寸A4に変更したときの戸惑った点はその辺りくらい…でしょうか…多分…

    秋空さんの仰るとおり、アナログでは「大きく描いた原稿を印刷時に縮小する」ことしかできませんでしたが、デジタルでは「原稿用紙の大きさはそのままで解像度(dpi)を上げると、描き手は大きく描いているように感じる」ということもできるようになりました。一般的には600dpiの解像度を1200dpiに変更して原稿を作成するととても大きなキャンバスに精細に描くことができるようになります(実際の原稿用紙の大きさが変わるわけではないですが、より細かい細い線を描けるようになります)。

    この解像度の問題も編集さんにまずは確認してあげてください。1200dpiでものすご~く細く線を描くと、もう印刷出来なくなってしまったりと注意する点もあると思います(あとは単純に編集さんが対応できるかどうか)。

    なんにしても、大きなサイズの原稿(B4)で描いても、高い解像度(1200dpi)で描いても、クリスタで出力するときに大きさを縮小したり、解像度を下げることができるので、用意する原稿自体はB4サイズでも1200dpiでもなんとかなります。安心して好きな大きさで描いていいと思いますよ(´▽`)

  • 6 年前
    ありがとうございました!お二方とも一番気になるところをズバリ教えていただけて
    感謝です。媒体によってのケースも教えていただけた平井様を
    BESTにさせていただきました。
    • 日本語

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ありがとうございました。

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ありがとうございました。

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